ミャンマー問題協議のASEAN首脳会議 インドネシア開催を調整

東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国のブルネイのボルキア国王とマレーシアのムヒディン首相は5日までにブルネイで会談し、ミャンマー問題を協議するASEAN首脳会議を早期に開催すべきだとの考えで一致した。
両氏は関係閣僚にジャカルタのASEAN事務局を開催場所として、準備を加速するよう指示した。

会談後に公表した共同声明によると、両氏はミャンマーで死者が増え続けていることに「深刻な懸念」を表明。
「ASEANは建設的かつ平和にミャンマーを支援する用意がある」として、首脳会議を加盟国が事態の打開策を協議する場として位置づけた。
タイのドーン外相は首脳会議が4月に実現するとの見通しを示しており、今後月内の開催へ向けた調整を本格化するとしているが、明確な開催時期は未定である。

ブルネイとマレーシアは、シンガポールやインドネシアと共にミャンマーで死者が増え続けていることに「深刻な懸念」を表明し、ミャンマーの事態改善に向け打開策を協議することに合意しており、事態改善のためASEANが積極的に役割を果たすべきだとの立場を取る。
ブルネイのボルキア国王は3月にシンガポールのバラクリシュナン外相と、マレーシアのムヒディン首相は2月にインドネシアのジョコ大統領ともそれぞれ会談し、ミャンマーへの支援策を協議した。
ただ、タイやカンボジアなどは両国ほどミャンマー問題への関与に積極的ではなく、ASEANが首脳会議の開催にこぎつけ、統一したメッセージを打ち出せるかが焦点となる。

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