ルフット調整相 コロナ感染減少を受けてバリ島の観光再開を示唆

インドネシアのルフット・パンジャイタン海事・投資調整大臣が、

この度、バリ島観光復興調整会議において「この数週間で新型コロナウイルス(COVID-19)の感染は減少傾向にある」と言及し、保健プロトコル厳守を条件に観光業を含む経済活動の再開を示唆した。

経済活動再開と感染防止対策の両立を目指す姿勢で、今後は保健プロトコル違反者に罰則を科す新たな規制を設け、外国人観光客が同規制に違反した場合も罰則適用の対象とし、行政処分のほか強制送還(退去強制)などの処分が下される方針を発表した。

 

日本でもお馴染みとなっている南国リゾートの「バリ島」は、インドネシアの中で最も有名な観光地として年間600万人以上の旅行客が訪れる。 これはインドネシアを訪れる外国人旅行客の26%に相当する。

バリ島は、観光収益を主としているため、現在の状況は相当な痛手だと言えるだろう。

 

今回の観光再開を示唆するにあたりインドネシア政府は、バリ島の観光復興策の一環として、バリ州で働く約1万3000人の医療従事者に対して国家ワクチンプログラムとしてワクチン接種を開始した。

 

ルフット大臣は2020年にジョコ・ウィドド大統領が発表した、インドネシアでの20カ国・地域首脳会議(G20)と東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議の実現を目指す上でも、感染対策に万全を期すとの考えを明らかにした。

 

また、インドネシアでは、現在様々な観光に向けた開発が急ピッチで進められており、バリ島では中心部のデンパサールから島の西部(ギリマヌッ)へ向けて高速道路の建設予定。

2024年にはバリ島北部に北空港を本格着工するという情報も入っている。

その他、デンパサール〜ヌガラ間に「インターナショナルサーキット」つまりF1のコースの建設計画などをはじめ、その他の島ではコモド・ドラゴンで有名なコモド島に星付きホテルなどの建設誘致を進め観光地化の実施や弊社が所在を置く「ロンボク島」では、クタマンダリカ特別特区開発計画として【バイク界のF1 Moto GP】の大型サーキットコースの建設が始まっている。

 

こうした政府主導のプロジェクトが各地で進んでいることから、インドネシア政府としては一刻も早くコロナ対策と感染拡大を阻止した上で観光の再開を急ぎたい考えが伺える。

近年、アジア最大の成長速度で発展をしているインドネシアは、2030年には全世界において中国、アメリカ、日本に次いで世界第4位に位置するとされていることから今後の同行に注目していきたいところだ。

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