インドネシア最大の配車サービス「Gojek」がワクチン摂取プログラムのパートナーに

(c) TheJakartaPost

 

インドネシア保健省は、新型コロナウイルスワクチン接種プログラムの実施に当たり配車アプリ大手Gojekをテクニカルパートナーに指名した。

Gojekとは、インドネシア各地でタクシーなどの手配が出来るスマートフォンのアプリ。 App StoreやGoogle playなどからダウンロードを行い、電話番号など必要な情報を登録するだけと、誰でも登録可能なので旅行などでインドネシアに訪れる外国人も多く利用している。今では、インドネシアの滞在には欠かせないサービスだということで、急激な広がりを見せた。

 

日本でもワクチン摂取などの予約をとったり、帰国後の体調確認などが、今や国民的サービスとなった「LINE」を通じて可能となっているが、今回のGojekはまさにインドネシアにおけるLINEの様な地位を手に入れたと言えるかもしれない。

 

配車サービスとして最大級の規模を誇る同社を、今回インドネシア全土でのドライブスルー方式でのワクチン接種プログラムの実施にあたり、保健省はGojekを輸送・通信部門のパートナーに選んだという形だ。

このの連携により、政府としてはインドネシア全土でのワクチン接種を急ぎたい考えだということが伺える。

 

政府のワクチン接種プログラムでは、まず高齢者が優先されることになる。

Gojekは今後、「GoMed」サービスを通じて、ユーザーにワクチン接種のスケジュールをリアルタイムで提供する見通しだ。また対象者をワクチン接種会場に輸送するサービスも「GoCar」サービスを通じて実施することで、タクシー業務の方もサポートに入るということから、国内の摂取に大きく貢献することになるだろう。

 

アジア内での感染者数が断トツで多いインドネシア。 政府としては一刻も早く収束の目処をたてたい意向がある反面、国交や支援の多くを中国や日本が占めていることから、今回の中国製ワクチンの採用は、費用面のみならず、外交の面においても選択をせざるを得ないといったところが垣間見えるなか、現在インドネシアで供給されるワクチンには国民の不安や反対も少なくない中、今回のGojekとの連携に供給体制には進展があったものの、今後どれだけ摂取を加速させることが出来るのかは、注目すべきポイントになるかもしれない。

PAGE TOP