『兄のために携帯電話を買いたい』お菓子を販売する小学生、国会議員が議事堂へ招待した

インドネシアの首都『ジャカルタ』があるジャワ島
西ジャワ州スバン県に住む小学4年生のアルディ君が14日、国会議事堂に招待されチロック(タピオカ粉で作った団子のおやつ)を販売したことがわかった。

議事堂内では、食料公社ブディ・ワセソ総裁やゴルカル党デディ・ムルヤディ議員、農業省モモン・スルモノ事務局長らが買い付け、チロックの売れ行きは好調だったという。

今回アルディ君が招待されたきっかけとなったのは、
デディ議員がプルワカルタ県チコポで早朝からチロックを販売しているアルディ君を見かけたことがキッカケだったという。
そこでデディ議員が話しかけると、少年は「スバン県からバスに乗って売りに来た。兄がオンライン授業を受けられるよう携帯電話を買ってあげたい」と答えたという。

スバン県とプルワカルタ県は実に57キロも離れており、アルディ君の兄を想う気持ちに驚き、感心をしたデディ議員がこの度国会議事堂でチロックを販売することを提案のだそう。

アルディ君の父は墓掘人で、賃金や決して豊かだとは言えない。 また母親は足の病気を患っており自力で歩くことも出来ないため、アルディ君は小学1年生の頃からチロック販売を続けていたという。
今回の、記事はアルディ君の『兄を想う気持ち』ということにとても感銘を受けるものではあるが、もっとも重要なことは【幼少期から仕事をせざるを得ない環境】という点ではないだろうか…
共働きでも満足のいく収入を得ることが難しいとされる家庭は多くあり、その中で父親の収入の少なさにより、こうした『子供たちの労働従事環境』という実態があることをとり多くの人に認識してもらいたいと思う。

現地では、国の発展と共に物価が上昇している反面、失業率や賃金の据え置きによる貧困層の増加は社会問題にもなっている。
我々外国人にとっては物価が安く、済みやすい環境だと感じるインドネシアも現地では、こうした問題が起きていることに目を向けていくべきなのではないだろうか。

これからもJ&Sは、こうした問題に真摯に向き合い、携わる人々がみんな笑顔で居られる環境作りを目指していこうと思う。

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